こんにちは、あさみんです。
今回は、福岡に遊びに行った時の観光編です。大宰府天満宮と宮地嶽神社の旅行写真がメインとなっています。
飛行機搭乗のことは別の記事にまとめているのでよかったら読んでみてくださいね。
神社といえば、最近、御朱印帳流行っているよね。
そうだよね。本来は、写経を収めた証としていただく物なんだよ。
そうだったんだ⁉
今は、写経なしで参拝だけでもらえる所が多いけど、そんなことも頭の片隅に入れて参拝するとまた違う視点で楽しめるかもね。
旅行をきっかけに御朱印もいただくようになり、空気を感じたり充電するのが好きで、大宰府天満宮や宮地嶽神社もゆっくり楽しむことが出来ました。
2泊3日の福岡旅行は、着物だけで過ごしたい。洋服なしで全日着物で過ごした初めての旅行でした。着物旅行で気になる点や気をつけたポイントなども一緒に紹介したいと思います。
以前は着物の写真を撮っていなかったので数年前に行った福岡旅行の時の着物写真がほとんどなく、着物の写真を楽しみに見に来てくれた人がいたらごめんなさい。
旅行を着物で過ごしたいけど躊躇していた人は参考になると思うのでよかったら読んでみてください。
目次
大宰府天満宮の楽しみ方
博多から大宰府天満宮までの移動方法
着物で移動する時、移動では出来るだけ歩きたくないなと思いませんか?
私は、着物を着始めた時は着崩れしたくないからルートを事前に調べて出来るだけエスカレーターなど階段が少ないルートで行くことが多かったです。
福岡旅行に行ったときは、大宰府天満宮まで電車で移動したのですが、改めて着物移動に楽な行き方はないか調べてみました。
・電車→西鉄福岡(天神)駅から乗って西鉄二日市駅で乗り換えて大宰府駅。約20分位。
・バス→博多駅のバスターミナルから出ている直通のバス(太宰府ライナーバス「旅人」)だと約40分位。
電車だと乗換があるので、着慣れてなかったり、階段が苦手な人は時間がかかるけどバスで行くのもありかなと思います。
境内で沢山歩くから、楽しむ為の体力は温存しておかないとね。
帰り道は、余力があれば駅まで参道を歩くのもいいかもしれないです。
建築家隈健吾氏の手がけたスタバもおしゃれ、地元にも合こんなお洒落なスタバがあったらいいなと思っちゃいました。
歩きやすい境内の大宰府天満宮
参道を楽しみながら大宰府天満宮に到着
いい青空に恵まれました。
人が多くて、足元のみえる写真がほとんどなかったのですが、境内は石畳なので、下駄や草履でも歩きやすかったです。
木々が大きくて幹も立派でどこを切り取っても絵になり、とても楽しかったです。
御神牛(ごしんぎゅう)
菅原道真をご祭神、天神とする神社である大宰府天満宮。
菅原道真の使いの牛が置かれている理由は、生まれが丑年であることや、牛車がうずくまったところを墓所にしたなど諸説あります。
鳥居をくぐってすぐの所にある御神牛(ごしんぎゅう)は、頭をなでると知恵を授かったり、けがや病気のある場所をなでると回復すると言われており、沢山の人がなでていました。
私も、鼻炎持ちなのでお鼻をなでてきました。
心字池と太鼓橋
太鼓橋を渡った先には、心字池があり、エサを求めた鯉が沢山。
心の形をした心字池。過去・現在・未来の意味を持った太鼓橋・平橋・太鼓橋を渡り心身ともに清めて御本堂に向かいます。
彫刻が素敵な本堂と菊
参拝した後、お神酒もいただいてきました。
後ろ姿を見ると、まだ着付けの抜きがうまくできず、今みたいにしっかり抜きが作れていない気がします。
福岡に行ったのは2016年なので、今では、着る回数を重ねだいぶ上手になったはず。
続けることが一番難しいけど、継続するとやっぱり上達する。経験は裏切らないのかも知れないですね。
宮地嶽神社の楽しみ方
博多から宮地嶽神社までの移動方法
行き方は分かりやすくて、博多駅から鹿児島本線に乗り40分。
福間駅からは、バスに乗っていきました。
バス停を降りると、宮地嶽神社前の信号がすくそばにあるのでそこを曲がれば上の写真の鳥居が登場します。
バスは、1時間に1,2本しかないので帰りも時間を合わせて乗り遅れないように気をつけて下さい。
宮地嶽神社は、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事に当たれば、どのような願いもかなうとして「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰されている神社です。
上まで登るとこんな眺め。
木漏れ日がいい感じですが、30段位×2回で結構な段数の為着物で下駄だとかなり大変だったような気がします。
左右についてる手すりに大分助けられました。
沢山の鳥居をくぐるとりっぱな楼門と狛犬。
日本一の大しめ縄「大注連縄」
日本一の大しめ縄「大注連縄」が掛けられたご本殿
後ろから見てもこんなに大きくてびっくり。
本殿の先にある奥の宮を参拝しもどってきたら、しめ縄が外され大人たちに囲まれていました。
ブルーシートや木のレールがあったから何かあるのかな?と思っていたら、どうやら、しめ縄を外す日だったようです。
大人の男の人と比べると大きさが良く分かります。
しめ縄の外された本殿はちょっと寂し気ですね。
3トンの重さを支えられる建物を建てた昔の人すごすぎる。
光の道
そんな外すところを見て奥の宮を参拝していたらいつの間にか日が傾きかけていました。
私が、行ったのは11月だったので太陽が沈む方向が南寄りでした。
2月と10月に見られる光の道。
実際に見た事はないのですが、この場所から日の沈む位置が参道と重なると海岸線から一直線に見られるの光の道が絶景と言われています。
神社のご由緒を読み、ここに祭壇を作り祈願して船出をされた当時と同じ景色を見れることすごいことだなと改めて感じました。
最近、「景観は、行動した結果」という言葉を教えてもらいました。
どんなにすばらしい建物でも、保持、整備する人がいて残したいと賛同してくれる人がいて保持整備する体制がととのっていなければ、維持できず取り壊されしまうことを知りました。
子供の頃の修学旅行などでは、凄いなぁと感じるだけだったのですが、ちょっぴり目線が変わりました。
子供の頃苦手だった日本史ですが、旅行を通じてちょっぴり興味をもち始めた気がします。
海まで続く道を作った理由ななぜだろう?そんなことを調べてみると、日本史の一部にたどりつくことが多くて面白いです。
美味しかった福岡グルメ
梅ヶ枝餅
まず初めに紹介したいのは、大宰府天満宮で食べた梅ヶ枝餅です。
境内を散策した後にお抹茶とセットでひと休憩。
カリっとした外側の部分とホックり甘い餡子にお抹茶の組み合わせがすごく美味しかったのを覚えています。
餡子を餅で包んで、梅の刻印のある焼き餅の梅ヶ枝餅
なんで梅が使われていないのにそうと呼ばれているのか由来が気になってちょっと調べてみました。
平安時代、太宰府に左遷され罪人同様の生活を強いられていた菅原道真が、毎日の食事にも事欠くという暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄明尼)が栗餅を梅の枝に刺して差し入れされたことが由来になっているようです。
太宰府天満宮の門前町ではこの故事にならい、梅が枝餅が作られるようになったそうです。
名物の背景には優しさの気持ちのがあると知り、自分もそんな気持ちを忘れないようにとまた行けた時には食べたいなと思いました。
一蘭
今は、関東でも食べられるお店が増えましたよね。
せっかく福岡に来たのだからと福岡限定の釜だれとんこつラーメンを食べてきました。トッピングは卵。
沈んでいて見えないけどしっかりチャーシューも入ってます。
着物でラーメンしかも豚骨。
今思うと着物で食べなれていないのにとってもチャレンジャーだなと思いました。
そして、はねない様にすっごく気を使いました。
手ぬぐいなどを半襟に挟んで完全防備するのがオススメです。
気を使いながらもラーメンはやっぱりすすりたいなと思っちゃいます。
皆さんは、着物でラーメンやおうどん食べる時どんな工夫されていますか?
麺物をはねない様に上手に食べれるようになりたいです。
もつ鍋と明太子
福岡と言ったら明太子ともつ鍋。
おすすめのされたやま中に行ってきました。
日本酒のおつまみに明太子を合わせることがなかったので知らなかったのですが、この組み合わせめっちゃ合います!
お酒を飲む時は、おかずがいらないタイプなので、塩辛と日本酒、湯葉と日本酒の組み合わせが好きだったのですが、仲間入りしました。
メインのもつ鍋
モツがプルプルでスープがとっても美味しかった。
最後の締めもスープをしっかり吸った雑炊が最高でした。
今は、なかなか気軽に旅行に行けないのでお取り寄せでいろんなお店の味比べするのが楽しそうです。
寒い時期にあったかい鍋とコラーゲンでお肌つやつやになるのもいいかも知れないです。
番外編の屋台
お酒もすすみほろ酔い加減で見つけた屋台
旅行気分もあって、もう一杯飲もうとおでんと日本酒を頼みました。
屋台も初めてなら、着物で屋台に入ったのも初めて。
お酒の勢いとノリの行動力はすごいですね。
振り返ってみると福岡旅行は流れに乗って色々体験できたような気がします。また行きたいな。
着物観光で気をつけるポイント
いろんな所を観光していて思ったのは、事前準備していれば着物で意外とどこへでも行けることでした。
その中でも大事だなと思った事は3つ
その1 履きなれた履物と休息時間
履物は、着物旅行で一番大事といっても過言ではないと思います。
旅行中に鼻緒ずれが出来てしまったら観光地の移動が大変なので出来るだけ履きなれた履物の方がいいです。
私は、つげてもらったこちらの下駄を履いていったので、靴の時と同じように歩けていました。
まだは着慣れた履物がない場合は、和洋MIXコーデで足元はブーツやパンプスが無難かもしれないです。
休息時間は、イベントの後に良く使っている大事なアイテム。
下駄や草履は、鼻緒をぎゅっとつかむので靴の時よりふくらはぎが疲れやすいような気がしています。
下駄で長時間歩いたりイベントで立ちっぱなしの時は、夜貼って寝ると次の日の疲れが違うのでおすすめです。
その2 食べ物の選び方や食べ方
今回の旅行では、食べたいもの好きな物を食べていましたが、着物を汚さないようにと考えるだいぶ冒険していた気がします。
今回は、ラーメンやカレーなど、はねたり染みになりやすいものを食べていました。
また、ソフトクリームなども形状によっては垂れやすいので、そのあたりを食べそうな時は、洗える着物で行く方がいいかもしれないです。
観光地のグルメ次第なのですが、跳ねやすい食べ物の場合は、手ぬぐいなどでしっかりガードしてくださいね。
私、以前手を滑らして、ガムシロップをこぼしたことがあります。
旅行中だとすぐにクリーニングに持っていけないので、私と同じような目に遭わないようにみなさん気をつけて下さいね。
その3 移動方法
観光旅行だと電車やバスなどいろいろ移動します。
着慣れないと歩いているとどうしても着崩れしやすかったり、
まとめ
着物写真が少ないながらもここまで読んでいただいてありがとうございます。
沢山色々書いたので簡単にまとめてみました。
・電車→西鉄福岡(天神)駅から乗って西鉄二日市駅で乗り換えて大宰府駅。約20分位。
・バス→博多駅のバスターミナルから出ている直通のバス(太宰府ライナーバス「旅人」)だと約40分位。
・境内は石畳で歩きやすく木々のコントラストがきれいなのでフォトスポットになる。
・御神牛(けがや病気のある場所をなでると回復する言い伝え)
・心地池(心の形をしている池)
・太鼓橋(過去・現在・未来の意味
・30段位×2の長い階段
・光の道(2月、10月)
・大しめ縄「大注連縄」
・履き慣れた履物
・和洋MIXで足元はブーツやパンプスに
・休息時間
・はねたり染みになりやす食べ物は手ぬぐいなどでしっかりガード
・洗える着物で行った方が気が楽かも
・移動は出来るだけ楽しよう
この記事を見た誰かが着物で観光するときの参考になったらうれしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
飛行機で気軽に旅行に行けるようになったら
また遊びにいきたいな。