こんにちは、asaminです。
最近、旅行に行くことができないので写真やその時にもらったパンフレットを見たりして頭の中で疑似旅行を楽しんでいます。
今回は、福岡に遊びに行った時に着物で飛行機に乗ったのでその時のことを振り返ってみました。
手荷物検査でドキドキしていたんだよね?
そうなの。帯留とか髪飾りとか下駄とか金属入ってるからピーって鳴らないか心配だったんだ。
心配していた割には問題なく通れていたね。
事前にHP確認したり、金属探知機のゲート入る前に空港保安検査員さんに説明したので洋服の時と同じ感覚で通れたんだ。
着物で飛行機に乗ったのは、福岡が初めて。
2泊3日だったから荷物を少なくするために、洋服を持っていかないことは出来るかな?と試した旅行でした。
その後も着物で飛行機に乗って旅行に行っていたので、他の旅行体験の経験も織り交ぜ、気をつけていることを書いてみました。
以前は着物の写真を撮っていなかったので福岡旅行の時の着物写真がほとんどなく、着物の写真を楽しみに見に来てくれた人がいたらごめんなさい。
でも、着物で飛行機に乗る機会がありそうな人、今後の旅行で着物で乗ってみたいけど躊躇していた人は参考になると思うのでよかったら読んでみてください。
目次
飛行機に乗る前に調べた空港の特徴
今回の旅行で利用したのは、茨城空港と福岡空港。
初めて着物で飛行機に乗る旅行だった為、着物で乗る時に不安が少ないように色々調べていきました。
コンパクトで分かりやすい茨城空港
LCCターミナル。搭乗と到着の手続きが1階のみで完結できる。
駐車場無料。平面駐車場。
国内線は、スカイマークのみ。1日平均5~6便。
搭乗は、タラップ搭乗(車いすの人は昇降機搭乗)
百里基地と共用の飛行場なので、滑走路の奥には百里基地がある。
茨城空港は、大晦日の番組で利用されたこともあるので見覚えがある人も多いかも知れません。
茨城空港のHPを見てもシンプルでコンパクトとうたっている通り、入ってすぐ搭乗手続きカウンターがあり空港内がすごく分かりやすいです。
茨城空港って共用の飛行場だから滑走路の反対側は百里基地が見えるんだよね
そうそう、空から航空機見たい人は窓側がオススメだよ。
着物で旅行に行くときに茨城空港で気をつけた方がいいこと
1つ目は平面駐車場。
1番大変そうと思ったのは雨が降ると傘を差しながらの移動になってしまうことです。
今まで旅行に行くときは晴れの日しかないのですが、雨コートを着て駐車場から傘をさして移動するのはちょっと大変そうです。
玄関で下りれるように家族に送迎してもらったり、現地の友人に迎えに来てもらうのがおすすめかもしれません。
茨城空港から県内へ連絡バスがあるのでそちらも便利です。
2つ目はタラップ搭乗
茨城空港は格安空港ターミナルの為にタラップ搭乗を採用しています。
タラップはカバーがあるため階段部分の雨風は、問題ありません。
しかし、建物から歩いてタラップまで移動するので、風が強い日や雨の日などに旅行日が当たってしまうとちょっと大変そうと思ってしまいます。
空港内は、便利だけど、雨の日にはちょっと準備が必要なので旅行に行くときは晴れを祈ってばかりいました。
利便性のいい福岡空港
空港から博多駅まで約5分
地下鉄改札から搭乗手続きカウンターまで約5分
国内線の空港会社は、LCCもあり種類が豊富。
レストランお土産屋さんが充実
フィッティングボードのあるトイレが多い
福岡空港のHPでも紹介しているように、博多までの移動が便利です。そして、帰りにお土産を買いすぎそうになります。
出張などお仕事で利用する人には、利便性も良くお土産もそろう優しい空港だなと感じました。
私が福岡空港を利用した時は、コインロッカーの前に山笠が飾られていました。
影になるからキャリーケースからちょっと荷物を出したりしまったりしやすかったです。
また、フィッティングボードのあるトイレが充実しています。到着口のゲート内に北・南各々2か所、一般ロビーに3か所あります。
どこの空港にもバリアフリーのトイレにフィッテイングボードはあるのですが、福岡空港は施設の大きさも広いので数が多かったです。
到着したあとにちょっと着物や帯を直すときにスペースが広いと便利でした。
着物で旅行に行くときに福岡空港で気をつけた方がいいこと
1つ目は、広い空港内
行きは、到着口の南口から地下鉄の改札まで近いのですごく便利です。
着物を着てキャリーケースを持ち歩くのに慣れていなくてもスムーズに駅までたどり着けます。
あれ?到着口って北口と南口2つあったよね?
そうなの。北口だと建物の端から端に移動になるから気をつけてね。
それは、大移動だ~
私の乗った飛行機は遠い方の到着口の北口だった為、ちょっと歩く距離が多かったです。
バリアフリーだけど着物だと意外と距離感じるかもしれません。
帰りは、1階で搭乗手続きをして2階の保安検査場に向かいます。
地下鉄の駅に近い搭乗手続きカウンターは、大手の空港会社でLCCはちょっと遠い印象でした。
エスカレーターが充実しているので、エスカレーター探しをすることなく階の移動もできました。
エレベーターは、北、中央、南の3か所あり、大きいキャリーケースの場合はエレベーターの方がいいかもしれません。
2つ目は、お買い物の誘惑
すでにお土産を買っているのに空港にいくとまたお土産を欲しくなってしまいませんか?
お土産屋さんで着物にキャリーケースは、邪魔になりやすいから観光地で購入してキャリーケースに詰めていたのに誘惑に負けてしました。
キャリーと大きい紙袋で両手がふさがってチェックインまで移動が大変だったんだ。
その時はキャリーにつけられるバック持ってなかったもんね
そうなの。
それ以降は、旅行の時に折りたたみバック持っていくようにしているよ。
観光地でお土産を買えそうな時は、大きめのキャリーケースにお土産を全部詰めてしまいます。その方が空港内で荷物が多くならないので楽です。
空港でまとめて買う場合は、紙袋より折りたたみトラベルバックの方が空港から出た後の移動が楽でした。
紙袋もキャリーにひっかけることもできるのですが、取っ手に通せるバックの方の方が安定しているので好きです。
また、イベントに電車で行くときはキャリーケースとトラベルバックで搬入したり、旅行以外でも活用することが多かったです。
手荷物検査で気を付けたこと
洋服で飛行機に乗る時と着物で飛行機に乗る時では、身につけるものや荷物が多少違ってきます。
国土交通省の機内持込・お預け手荷物リストを見て、着物特有の荷物や身につけているもので当てはまりそうなものはないか確認してみました。
身につけている金属は全て事前申請する
私は、ベルトの金具部分でなってしまうというイメージはあるけど、どの程度の金属量でなるのかは詳しく知らず不安がありました。
なので、保安検査場でスムーズに通過できるように不安だったものを保安員さんに事前申請してみました。
・帯留、腰ゴムに金属が使われていること
・髪飾りに金属が入っていること
・下駄の留め具に金属が使用されていること
その時は、金属探知機もならずスムーズに通過することが出来ほっとしたのを覚えています。
髪飾りは外せばいいけど着付け小物で鳴ってしまったらどうしようと思っていたのを覚えています。
私は、着付けの時に腰ひもだとどうしても裾が落ちてきてグスグスになってしまうのでウエストベルトを使っています。
私が使っていたウエストベルトは、写真の様に接続部分に金属が使われているのでちょっとドキドキでした。
全て腰ひもで綺麗に着付けできればいいのですが、苦しくなく簡単に着るのを重視しているので、便利小物は利用することが多いです。
今は、金属を使っていないタイプもあるので、飛行機に乗る時のウエストベルトやコーリンベルトはプラスチック製の方がいいかもしれません。
金属は出来るだけ身につけず、着物に詳しくない人にも分かりやすく説明する
保安員さんは、飛行機内に危険なものを持ち込まないようにチェックすることがお仕事。
福岡の時は、お太鼓で問題なかったのですが、お太鼓の構造を知らない人も多いと感じました。
海外旅行だと、お太鼓のふくらみの中や、振りの中に何か隠しているのではないか?とチェックが厳しいと聞きました。
海外など文化の違う場所では特に気を付けた方がいいなと思います。
その他に気をつけていたことはこの辺です。
・ヘアピンを多用しないヘアーセットにする
・足袋は、足袋ソックスなどコハゼのついてないものを履く
・着付け小物は、金属なしの物を使う
・帯は、半幅でカルタ結びなど平らの結び方にする
・羽織は脱いで金属探知機に通す
・振りの中に物はしまわない
・帯の中の財布などは出しておく
・履物は、脱いで通った方がいいか確認する
私は、帯の中に財布やリップやハンカチなど色々しまっているので、当たり前になっているものほど忘れて通らないように気をつけたいと思います。
飛行機の中で気を付けていること
後ろの窓側の席
私は、後ろの窓側の席を予約していることが多いです。
その理由は、早く着席して他の人が落ち着いたころにゆっくり降りたいからです。
着物だと座っている人の前を通ったり、移動するときにお互い気を遣うんですよね。
私の場合は乗り物酔いもなく、乗っている時間も2時間弱だったので揺れやすい後ろの方の席でも問題なく過ごせていました。
最後に乗って、はやく降りるなら足元が広い非常口座席がありますが、私は、まだ利用したことがありません。
機動性のいい袴や和洋MIXなら条件をみたせるかなーと思いますが、今の所は普通の座席で十分かなと思っています。
帯の結び方はぺったんこに
着物を着始めの頃はお古が多かった為名古屋帯しかなく実は福岡の時もお太鼓結びでした。
2時間弱でしたがやっぱり寄りかかりたいと思い、その後の旅行では、半幅帯で貝ノ口やかるた結びなどで移動するようになりました。
背もたれに背中をぺったりつけて快適に過ごせますが、どちらも帯締めを使う結び方なので、帯留は保安検査場でははずしておいた方が無難かもしれません。
着物で飛行機って結構大変と思っていたけど、慣れてくれば意外と普通に乗れるような気がします。
自分も周りの人も気を使っちゃうから飛行機に乗る時はポリやウールなど気軽に洗える着物にした方が気楽にすごせたような気がします。
まとめ
今回は、写真が少ないながらもここまで読んでいただいてありがとうございます。
国内旅行の体験談の中から気付いたことをまとめてみました。
・空港から市街地までの移動手段
・駐車場から搭乗カウンターまでの移動距離
・エスカレーター、エレベーターの位置確認
・フィッティングボードのあるトイレの場所
・搭乗方法(タラップ搭乗は、天候注意)
・ヘアピンを多用しないヘアーセットにする
・足袋は、足袋ソックスやコハゼのついてないものを履く
・着付け小物は、金属なしの物を使う
・帯は、半幅でカルタ結びなど平らの結び方にする
・羽織は脱いで金属探知機に通す
・振りの中に物はしまわない
・帯の中の財布やリップは出しておく
・履物は、脱いで通った方がいいか確認する
・窓側の後ろの席でゆっくりすごす
・洗える着物で汚れのストレスを最小限に
・帯結びは、かるたや貝ノ口など平らな結び方にする
また、飛行機で気軽に旅行に行けるようになったら体験したり試してみた事を追加していこうと思います。
次回は、観光編
こちらは写真多めになるので、お楽しみに